好きなこと、すべきこと、おもうこと・・・

☆いろんなことを話したい・いろんなひとと話したい☆

初のお茶時に向けて

涼しいというか冷たい朝になりました。

昨日から気温は下がっていて夜は鈴虫の声まで聞こえました。

寒い~、でもなんか嬉しい~

 

 

緊急事態宣言が解除されるかどうかという頃

先生が「お茶時」をしたいとおもっているといわれました。

わたしが稽古を続けていることもあり

お茶時を経験させてあげたいともおもったらしい。

「わたし自身あと何回できるかわからないし

 久しぶりでうまくできるかわからないんだけど

 あなたもお仕事お休みとれるかしら?

 お友だちを2人誘うからあなたは次客で、

 あと1人の友人にわたしを手伝ってもらうつもり。

 小さなお茶時よ。」

 

「わーいいうれしい!お休みとります。」

 

それから先生は茶懐石のメニューや

お道具の選別など準備を楽しんでらっしゃるようでした。

「自宅でするからいろいろちゃんとしてないけど

楽しんでもらえるようにするからね」って。

当日のお花はお庭の花の様子次第で

当日しかわからないってすごいわ〜

「そういうところがお茶の好きなところなの。」

素敵ぃ〜

 

わたしの準備とはその日着る着物についてと

お茶時の流れや作法についてを少し調べておこうかな ぐらい。

 

着物はまだまだ暑い日が続きながらも10月半ばには涼しくなるかもという

袷にするか単衣にするか微妙な感じで。

そのうえ、以前先生からいただいた薔薇柄の帯があって

当日は「帯はそれにしてきたらいいわ」というリクエスト。

内心「うぅっ。」となったものの「はーい」。

少し前に先生がどなたかから大量に着物や帯を譲られて

その中にあったもの。

手描きの薔薇がもうパリパリになっちゃってたし

色もわたしには難しかったけど「きっと似合う」といわれたやつ。

結局手持ちの袷の色無地にあわせてみることにした。

 

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この色は娘から却下された

 

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とりあえず着てみてこっちに決めた。

グレーがかった水色。

和色で空色鼠(そらいろねず)だったとおもう。

帯揚げは少し緑がかった黄色っぽい色。

帯締めは似たような色の別物で(これは結びにくくてダメだった)。

 

 

 

茶懐石の作法は

主客のHさんや末客のかたをよくみてやればいいと。

「みんないいひとだから大丈夫」と。

きっとそうだとおもっているけれど

自分が何かをしているうちに見逃してしまうこともあるので

少しネットで調べてみたりもした。

 

先生に習ったのは折敷を受け取り方と渡し方。

座ったまま膝で1,2,3とにじって前にでて受け取る・・・とか。

ご飯のお椀にも蓋があって

左側の飯と右側の汁の蓋を両手で一緒にとって

左側の大きい飯の蓋の上に汁の蓋を合わせかぶせて折敷の右横に置く。

蓋が固くなって開かなかったらどうしよう なんて

【両手で同時】に蓋を開けることにビビっていた。

一文字によそわれたご飯と汁を交互に食べる。

 

 

 

ネットでも調べているうちに

実家から持ってきた器でお正月などに使うものかとおもっていたものが

茶懐石に使う煮物椀だったという発見もあった(笑) 

陶器にするか塗りにするかはお好みだろうか?

【食事を終えたしるしとして主客の声掛けで一斉に箸を折敷に落とす】って

なんだか楽しそう。

そうそうドラも鳴るらしい・・・きゃ~、楽しみ♪