オオキツネノカミソリを堪能☆初の井原山
7月の連休二日目、オリンピックの開会式の日に
オオキツネノカミソリの群生が開花しているということで
以前から登りたかった井原山に行ってきました。
最寄り駅から地下鉄で2駅の西新にいって、
バス停脇山口から早良営業所までいって、
乗り換えて曲渕バス停で降りました。
早良営業所から乗ったほとんどが登山の格好をしていて
10人ぐらいはいたとおもいます。
ここが曲渕バス停、終点です。
すぐ横に曲渕小学校があって曲渕ダムもあります。
登山とおもわれる4人グループはダムのところで降りて
あとは一緒に終点で降りました。
登山口へ続く道があり野河内渓谷(のごうちけいこく)の入口でもあります。
ここまできた頃にはバスから一緒におりたひとはいなくなっていた・・・
みんなどこにいったのかしら?
ここからずっと川遊びができるところがあって子連れのファミリーが多い。
うちも子どもが小さい頃はここに涼みに来ていました。
今日はここから右に進んで登山口をめざします。
水辺が近いせいかこのあたりは藪蚊が顔のまわりをブンブンうっとうしくて。
ひたすら我慢したらいなくなりました。
ぬかるんでいるところもあって端を選んで歩きました。
気持ちいいです。まだまだ登山口まではあるけれど(笑)
山から水が溢れて道が濡れているのも気持ちいいっ
蝶々が水の吸っているのを何度もみました。
がけ崩れがあったのか道が細く削れていました。
あんなところにガードレールがある!
これがオオキツネノカミソリです。
なぜかそこに自転車(ママチャリ)のおじさんがいて、教えてくれました。
「バス停から降りていたでしょ?井原山にいくのでしょ?」
「そうです。それにしても自転車ってどこから来たんですか?」
「あなたが歩いてきた道と同じですよ。自転車では2回目なんだけど
ぬかるみがひどいところがあるから今回が最後かな・・・。 」
ぬかるみだけでなく、山道もがけ崩れの道も歩いていてもせまかったのにすごー。
抜かしてもらって、また先で停まってらして話しをするというのが続いて
ちょっと気持ち悪くなっちゃった(^-^;
ほんとにちょこちょことオレンジのオオキツネノカミソリが迎えてくれます。
そして、水無登山口に到着。
車が沢山とまっていて、トイレもあります。
ただのドライブのひともいるかも。
水無登山口から井原山まではオオキツネノカミソリの群生地を通って登ります。
地図でいう下側、川に近いほうになります。
登山計画はYAMAPで送信済です。
ここが569M地点だそう。
井原山山頂まで80分とあるけど、お花をみながら歩く予定だからどれぐらい変わるかな?
沢山のひとがいるし、お花も気になるけれど
苔むした足元も滑りやすいので気をつけます。
もうこんな感じ♪
うわぁ~
みなさん嬉しそうに見入ってます。
立ち止まらないでどんどん進んでいくのですが
ずっと咲いているんです。
今年はオオキツネノカミソリの当たり年だそうで
いつも以上に沢山咲いているということです。
ラッキー☆
鍾乳洞っていけるのかな?
今日ははじめてなのでそのまま進みます。
いったいどこまで?
おお~
お花の種類的にはオレンジ色の彼岸花のようです。
この苔むした感じがいい~
山の中でゆっくり過ごすだけに来るのもよさそう。
これは樹の一部なのか別物なのか?
ずっと大キツネノカミソリが案内してくれています。
わたしは天国に召されるの?なんて気分になっていました。
これだけ群生していますが香りなかったのような・・・。
下山してくるひととすれ違うとき
いつもなら「こんにちは」となるところ
「綺麗ですね~」「ですね~」という挨拶になる♪
沢山咲いていますがこの中には入らないでください。
木陰に咲いているのと陽が当たる場所に咲いているのでは
花の色の濃さが違いました。
焼けて薄くなっちゃうようです。
お腹も空いてきて、ここで食べたいな~なんて思いがよぎってました。
それにしてもいったいどこまで?
凄すぎるぅ~
誰かが植えて管理しているわけじゃなくて
動物も荒らしたりしないんですね。
うわ!大きなミミズが道の真ん中に☆
花ばかりみていてもう少しで踏むところでした。
幻想的☆
お花で胸いっぱいになったものの
お腹空いた・・・
川辺で座ってごはんしている人たちもチラホラいました。
すっごく悩んだけどはじめての山なので予定通りに行くことに。
ここからしっかりした登り。
山頂まで30分?
歩き始めて後悔しました・・・
赤い印のところになるのだけど
すっごい急登でそのうえアブまでブンブンといってて。
最初は「はいはい」といって虫にかまってられないとおもって登ってましたが
しつこいし急登はつづくしお腹は空くしで
「もういいって!」って虫にイライラした声をあげてしまった。
誰も聞いていませんように。
気は長いほうなのに、きっと軽い熱中症だったかも。
やっと普通の山道になってホッとして。
山頂に向かいます。
きたきた
ああ もうちょっと
着いた~! 933M☆
とにかく 暑いし急いでごはんを食べます。
お湯もすぐ沸く!
山頂は木陰がないからやっぱり夏はダメだ。
今度からお腹空いたら涼しいところで食べよう。
保冷剤がわりの冷凍枝豆もほかほかになってました。
豆ごはんのおにぎりにはもっと塩をふればよかった。
梅干しは忘れちゃってました。
この日はワンタン入り春雨スープにしましたが冷やし中華がよかったかも。
食べてからやっと景色を眺める気持ちになりました(笑)
雲仙がみえるっていってるひとが。
みえてるの?
ぐるっと見晴らしがいいです。
雷山への縦走をしたいので秋になってからにしよう。
どれが雲仙なんだか…暑くて考えられません。
下山しまーす。
お花はないけど、急斜面でもない。
登りをこっちにしたらよいのかな?
口にタバコをくわえ、火をつけようとしながら歩いてきた男性がいた。
60代かな?後ろから奥さんもいた。
火をつけようとした時目の前のわたしに気づいて「こんにちは」と言いつつあわててポケットにしまった。
奥さん知ってるのかな?と思ったけど、誰にもなにも言えなかった。
しっかり登山の格好をした夫婦だったのにショックだった。
他の人ならうまく注意できるのかな…。
ここまで降りたらまたオオキツネノカミソリが咲いてました。
風が抜けるポイントにベンチがあったので、少し休憩しました。
涼しい〜
足の太腿の横側が痛い。足もあがらない。
ストックを使って歩いていたら目の前を長いヘビがニョロニョロと横断したけど、声をあげるしかできず写真は撮れませんでした。
もうお疲れでした。
野河内渓谷まで降りてきたのでちょっと立ち寄り。
ファミリーやカップルばかりの中、ドカッと荷物を置いて裸足になりました。
冷た〜い♪
バスと地下鉄を乗り継いで帰ってきました。
登山口までが長かったので、次は別の登山口からのルートにしてみます。
夏の間は山頂を目標にしなくてもよいかも。
オリンピックの開会式にも間に合いました〜☆