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引っ越しどうにか終わりました➂

引っ越し作業最終日の朝、

仕事は休みを貰っていました。

 

前夜行ったとき家の中にはまだ沢山の荷物があって

夫は本当に荷物を全部出す気なのだろうか?

それとも・・・

まさかまさか・・・

と心配でした。

 

平日だからとじっくりお店を休んで作業してくれるのだろうか?

でもその頃は風がずっと吹く日々が続いていて

お店も忙しいだろうな・・と思いながら。

 

そしたら

朝9時半ぐらいだったでしょうか

剪定業者さんと打ち合わせが終わったあと

夫からメールが来ました。

 

【今朝早くに出せるものは全部だしました。

鍵はポストに入れておいたから。】

 

やっぱり!

やられた―、マジでそんなことするんだ・・・頭真っ白。

最終日の朝になって 

家の中に荷物がいっぱい残っている

この状態で そんなこというんだ。

 

家の中で最後数日と比べてなくなっているものといえば

冷蔵庫を持って行ったということか。

洗濯機は残ってる。

夫が結婚する前から持ってきたアルフレックスの机は

・・・残ってる。

前の引っ越しでも処分させてくれなかったのに。

それどころか 何もかもが残ってました。

荷物を運ぶ手段が今は自転車しかないわたし

たったひとりで

この沢山の荷物をどうしろというのだろうか?

 

レンタカーしたとしても運ぶ先もない、

だから業者さんを頼まなくてよいか確認していたのに。

 

即夫にメールしましたよ。

【最初からこういうつもりだったの?

今日が不動産屋に鍵を返す約束の日なのに

わたしひとりで今からこれをどうしろっていうの?】

 

しばらくして

「俺は(自分が)出せるものは全部だす」といった(つもり)よ

といって電話してきました。

勘違いしたらしいです、わたしが。

備え付けの家具も多いから

(出すことができる)荷物全部を出すといったと思ったのが

間違いだったようです。

「自分が出したいものだけを出す」だったようです。

 

で、それを「出した」と判断したのが30日最終日の朝ということ?

「残りの荷物」はどうなるとおもったんだろう?

何が残るかは夫しかわからなかったのに、

数日前にでも

「アレとコレだけ持っていくから、あとは業者を呼ばないと無理だよ」

って言ってくれれば。

 

わたしはあきれて「へー」というしかできませんでした。

ちょっと嫌味な「へー」でした。

仕事で忙しい夫をアテにしたわたしが間違いだったってこと。

 

おもわず息子と娘にLINEしちゃいましたけど

息子は「なんかありえそうだとおもってた」と。

入院中の娘は

「えー!手伝えなくてごめんね。

 美味しいもの食べて頑張ってね。」って。

 

とにかく また業者探し。

今から9月30日中にこのすべての荷物を処分してくれるところなんて・・・

 

ネットでやっとみつけたところ

お昼過ぎに見積もりにきて値段がOKになったらしてくれるって

そんな足元見られるような状況でどうなったでしょう?

 

やっぱりすっごく高くて

わたしにとってはおもいもよらない金額提示でした・・・

チャドクガの駆除(22,000円)とか

庭木の剪定(40,000円)って 

まだまだかわいい値段だったんだなぁ。

いままで何度か引っ越ししてきたけど

一回の引っ越し業者さんへの支払いの4倍ほどの値段でした。

引っ越し代はいつもサカイさんで安く抑えていたつもりだけど。

ま、処分業者さんも家の中の荷物の量にびっくりしていて

「これ全部を今日中にですか?」って。

夜逃げとかゴミ屋敷レベルだって。

確かに突然の手術入院が決まった娘の部屋はそんな状態で

処分するつもりの学校の制服とかチアリーダーのユニフォームも残っていて

壁にも飾りがついたまま。

 

これらの荷物全部を一日で・・・。

それも9月30日って忙しい日に。

引っ越し業者と違って運ぶだけじゃなく

処分するために分別も大変だから・・・。

 

わかってるよぉ~!

わたしが甘かったとはいえ

夫がここまで無責任とはおもわなかったんだもん。

 

「10日ほど引っ越しの延長を不動産屋にいってみませんか」って

業者さんに提案されました。

なるべく今日中にってことで動くけど

他にも現場があってできるかどうか難しいって。

それでもやっぱり今日中に・・・となると

他の現場から人を集めるってことで

すっごいお値段。

作業期間があるならそれから4万円ぐらい下げてくれるって。

残っていた洗濯機が新しかったので2万円下げてくれるって。

クレジット払いもできますって。

(それはそれで高い手数料が提示された)

 

不動産屋さんに連絡をとって聞いてみたけど

大家さんに延長を交渉してみるけど

明後日には内覧の予約が入っていると。

家賃の日割り分だけじゃなくて違約金みたいなのも発生するかもって。

不動産屋さんを通して業者さんを手配したとしても

結局は同じぐらいの金額になるだろうって。

 

4人のごっつい男性が横で

「どうしますか?するなら少しでも早くはじめましょう。」

って待ってるし。

かけつけていたトラック2台では乗り切らないからいっぱいになってから

またもう一回きて作業をする状態らしい。

 

結局ね、依頼しました。

そのときわたしを助けてくれるのはその人たちしかいなかったんです。

 

荷物の撤去作業がはじまってしばらくして夫から電話がありました。

「何その値段。ありえんやろ。不動産屋に何日か待って貰ったら?」

 

「それでどうなるの?もういいよ。

 不動産屋さんとも話して、結局お願いしたから。」

 

「もう決めたと?払うと?」

 

「うん。時間ばっかり過ぎても本当に今日で終われなくなるから。

 もうわたしにはそれ以外どうにもできないもん。」

 

「どうやって払うと?」

 

「クレジット払いできるって。」

 

「へー、金持ちー」

 

「もういいです。じゃ。」って電話を切りました。

 

わたしはギャーッて言い返せないので。

むかつくけど「呆れる」って感じになって話す気がなくなってしまう。

業者さんたちも横にいたから泣かなかった。

 

先に出ていく私たちが好きなものばかりを選んで持っていくのは

悪いという気持ちがあって

そうじゃなかったら持っていきたかったものも沢山あったのだけど

もうそんな物もすべて処分してもらうしかない。

 

結局夜8時ぐらいまでかかって作業してもらいました。

同時にわたしは掃除も仕上げて。

希望どおり30日中にしてもらったけど

最初の提示額から4万円ひいてもらって、洗濯機代の2万円もひいた金額で。

クレジット手数料も高くてもったいないから現金で払いました。

 

家の中も庭周りもすっきりして

次の日の朝には不動産屋さん宛に家の鍵をレターパックで返送しました。

 

今までも何度か引っ越しをするたびに

夫には失望を繰り返してきたけれど

高い手切れ金を払ったと思おう。

お互いの親の介護を理由に単身赴任状態にもっていったけど

もう解除しないつもりです。

 

10月になって

娘の退院祝いで食事を一緒にしたけれど

引っ越しの話しはお互いしない。

いつもそう。

わざわざ嫌な気分になる状況にはもっていきません。

しばらくは顔をあわせることも減るでしょう。

 

今後は

子どもと夫の親のことだけでよい状態になりました。

そして

わたしの母を迎えることができる状態にもなりました。

 

疲れたけど、引っ越し本当に終わった~