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いろいろ続くけど頑張っている義母のこと

7月のはじめに頭の手術を受けた90歳の義母。

術後3日経って 意識が戻って会話をしている と連絡がありました。

どういうきっかけかは義母も覚えていないし

同居していた義父も気づかなかったようでわからないままですが

頭の中で出血があって脳を圧迫していたことにより

ボーっとしている様子だったことから救急搬送されて。

手術前に説明のときにレントゲン写真をみた夫が

本当に脳が横に寄ってる状態だったといってました。

血液サラサラの薬を飲んでいたというのもあるだろうって。

幸運なことに意識がもどってから3週間ぐらいで

かかりつけの病院に転院できました。

退院手続きをした夫が頭の傷が痛々しい姿だったと聞いて

リモート面会ができる日かどきどきしながら申し込みして。

ちょうど義姉と近い時間帯だったようで合わせて面会することにしました。

やっぱり「わたしのこと覚えているかな?」と不安。

オンラインではじめて義母の姿が映って

横向きからこっちをみた瞬間、その姿にショックを受けました。

軟らかいふわふわの白髪ヘアの向こう側半分がばっさり剃られていて。

お義姉さんは「ばあちゃん、帽子もってきたからね。」って声かけてた。

義母はボーっとしているようでしたが会話はできました。

「ごめんね。ありがとう。どうしてこうなったんだろう?」と。

わたしのことも覚えていて「ありがとうね。ふたりが一緒ってめずらしいね。」

なんていってくれて。

 

2週間後のリモート面会ではまた少し元気になっていて

「先生はいつ退院できるっていってる?聞いてみて?」なんていっていました。

 

その週明けに、また連絡が。

義母がトイレにいくときに転倒して股関節を骨折したとのこと。

また前回手術を受けた病院に運ばれたと。

目がよくみえないしひとりでいったわけじゃないのだろうけど・・・

手術は二日後にしていただけました。

 

一週間ほどしてまたかかりつけの病院に戻れたと聞いて

リモート面会にいってきました。

もう9月に入ってました。

その姿はベッドの横たわったまま。

いぜんよりまた少し瘦せたような・・・仕方ないのかな。

食欲がないらしい。

ゆっくりとした口調だけれど記憶は大丈夫だった。

「家に帰りたい。あなたたち(私と娘)が家に来ればいいのに。

○○(隣に住む息子)では何も役にたたん。ちょっと声をかけるだけやもん。」と。

「○○(夫)も手術の手続きとか大事なことはしてくれてるんだよ。

娘(近所に住む義姉)も息子もできるだけのことを頑張ってるからごめんね。

まずはご飯を食べて歩けるように頑張ってみてね。」としか応えられず。

「みんな仲良くやってね。

☆☆ちゃん(わたしの娘)が昨日(リモート面会に)きてくれたよ。

バイトや勉強頑張り過ぎないよういってね。

あなたも身体に気をつけてね。

じいちゃんはまだ施設かな?家に帰ってるのかな」

「じいじいはまだ施設にいるよ。☆☆は楽しくやってるから大丈夫。

ばあばあはいろいろ心配しないで大丈夫。自分のことだけでいいからね。」

とわたしが言うと

「昨日の☆☆(わたしの娘)もそう言ってくれたよ。

『ばあばあは自分のことだけ考えて頑張ればいいからね』ていってくれたのよ。」

と。

「また来るからね~」と手をふると

「ありがとう。気をつけて帰ってね」と弱弱しい姿で手をふっていた。

 

 

 

いつも面会のあとはホッとするとともに やるせない気持ちになります。

 

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