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義両親は施設に入所、母は我が家に

先週、義両親が老人ホームに入所しました~。

 

義母が何度も入退院を繰り返していたため

義父はショートステイを繰り返す状態でした。

施設でのショートステイの義父にはコロナ禍ということで全く会っていなくて

寂しいおもいをしているだろうと気になっていたんです。

入院中の義母とはリモート面会ができていたけど、

そのたびに痴呆が進んでいるというか老いが進んでいる感じでした。

 

そこで

義姉と夫とがかかりつけ医の紹介で2人で過ごせる有料老人ホームに入所を決めて、

やっと実際の入所となったのです。

 

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その施設はわたしの最寄駅から電車で1時間ぐらいのところ。

田舎の環境のよいところに向かいます。

以前の義母だったら「そんな田舎はいや。」っていいそうだけれど

いまはどこでもかまわないというかわからないようです。

 

 

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駅からは歩いて約15分。

海が近く、川も近く、山もみえているので散歩するとしたらいいところ。

でも義父も義母も散歩はできないだろうなぁ。

 

久しぶりに会った義父は喜んでくれた。

「覚えてる?」なんていう必要はなく 目があったらわかった表情で

「じいじい、また会えてよかったね。長かったね~」と腕をなでる。

8月にはじまった新施設らしく新築の大きなコーポみたいな建物で

ふたりはその2Fのコネクティングタイプ部屋にいました。

それぞれに介護ベッドがあってクローゼットの無い6畳ぐらいの部屋がつながってる。

入所3日目にわたしはいったせいか 部屋は雑然としていて。

義母の部屋の奥に何やら大きな段ボールが2つ。

それぞれが持ってきた服などが大きな袋にはいってどんどんどんと床にあって。

大人のおむつが何パックも準備してあって。

義父の好きなショウガせんべいをお土産にもってきていたので

それをうれしそうに食べていて

「少しだけならいいよね」と義母も食べた。

義母のベッドの端に義父も座って3人で話しながら過ごす。

「じいちゃんはきつかったら自分のベッド(隣の部屋)にいっていいよ。」

と義母がいうけど

「しんどくないよ。」と父がそばにいたがる。

「あの段ボールは何なの?」とわたしが聞くと

「タンスらしくて○子(義姉)がきたら組み立てるからって△△(夫)が。」

「○子ねえちゃんはいつ来るって?」

「わからない。あなた聞いて。」

「うん、聞いてみるけど ここで○子姉ちゃんが組み立てるのは大変だし

それまでこの状態は・・・今からわたしが組み立てるね。」

義父と義母の心配とお礼の声のなか組み立てた。

楽しくおしゃべりしながら。

予定時間をオーバーしてしまったので義両親にはお昼ごはんにいってもらい

2人のいないうちに入るだけの洋服などをしまっていった。

テレビも接続されていなくて繋げてみたけどリモコンがなかった。

荷物だけ運びこんだ感じだなぁ(夫らしい・・・)。

 

施設のひとに聞いたら 家族や本人がすることだって。

部屋にはバス・トイレはない。

食事やおやつなどのときにはホールまでの移動などが必要だが

スタッフが迎えにきてくれて部屋までおくってくれる。

お風呂もいれてくれる。

段ボールの処分はしてくれることになった。

小さい冷蔵庫は後日夫が持ってくるといっていたらしい。

生ものの差し入れは不可。

本人たちがもったいないと残して腐ったものを食べてはいけないから。

 

入所の義両親だけでなく家族もよくわかっていないという感じ。

義姉に連絡がついたが 姪っ子の出産が近くなってその準備と仕事の忙しさで

遠い施設にいくことがしばらくはできないとのこと。

 

「じゃ、しばらくはわたしが時間をつくっていってみますね。」

(といっても週末か祝日しかいけない)

入所の日、夫が義両親を乗せた車で途中コンビニに停まった「ちょっと待っとき。」

といってそこで赤いシクラメンの鉢を買ってくれたらしい。

「びっくりしたよ。きっとはのはのさんがいってくれたんでしょう。」って義母。

「そうなんだ、優しいね。わたしはいってないよ。そういえば殺風景な部屋だから

写真とかあったらいいかもなんていってたし。だからわたし今日持ってきたんだよ。

△△(夫)なりに気を使ってはいるんだよ。よかったね。」

「でも全然なんもせんでいなくなるから、はのはのさんがしてくれて助かった~。」

 

まだまだ雑然とした部屋をあとにして

まだ義両親が必要としているものを夫にメールして

義姉とは電話で話した。

みんなそれぞれ家族や仕事で忙しい。

 

また日曜にいってみようとおもっています。

 

 

うちはうちで実家の山口から母がきて、これも約1週間になる。

ひとりでの生活は経済的にも体力的にも限界になったみたい。

「3月までお世話になります」といってきた。

「はい、どうぞ。」です。

「いつでもおいで」といっても来ないんだもん。

1週間経って 今朝「もっと長くいる気がする」なんていう。

食事は沢山いろんな美味しいものばかりでいつもお腹が苦しいなんていう。

うちに来たら「つい食べてしまう」らしい。

ひとりじゃないのにひとりでいる時間が長くておもったより寂しい?

緊急事態宣言も解除され娘の大学も対面になって朝からいないし、

夜も塾のバイトにはいったりで留守がち。

わたしも朝8時過ぎには家をでて 19時前に仕事から戻る。

日曜日はお茶会で夕方まででかけていたし

火曜日にとっていた休みは義母の施設に。

 

新しい本を読みふけっているものの

母も杖を突きながらでも外出がままならず

小さな我が家をふらふらしながら移動している。

ベランダでも過ごせるように整えているのでそこでも過ごしているみたい。

 

ずっと一緒に住むのも自分のペースとはあわずしんどいらしい。

わたしも自分の仕事や習いごとはそのままのペースでいくし

遊びは少し我慢するかも知れないけど、極力そのままのつもりだ。

 

「誰だって自分以外のひとと住むってことは少しずつ我慢とか遠慮とかあるものよ。」

しんどいと楽しいが増えるってことよね。

親子だって何十年も一緒に住んでいないとこうなるね。

たまに会うから大事に過ごす時間が作れるってことなんだよなぁ。